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麻生VS福田@外国人記者クラブ:Aso vs. Fukuda@FCCJ

麻生VS福田@外国人記者クラブ:Aso vs. Fukuda@FCCJ

対照的な2人のプレゼン:Sharp Contrast Between Them

Aso vs Fukuda FCCJAF2B.jpg

本日(19日)ランチタイムに海外特派員協会(FCCJ)で、福田・麻生両自民党総裁候補が、多数の外国人記者と日本人記者を前に記者会見を行った。会見の部屋は満員御礼で、立見が多く出るほどの盛況であった。
まず両候補が冒頭の意見表明を行ったが、そこですでに2人の違いが明確になった。福田氏は6分ほどの短い挨拶を日本語で行い、日本の国際的な役割など一般論に触れただけであったのに対して、麻生氏はその2倍の12分を費やして英語で準備した原稿を読み、前外務大臣としての成果やこれからの政策の柱などを福田氏よりは多少具体的に提示した。
会見全体を通じて、福田氏は一般論に終始したが、それでも高齢化、世界平和、環境問題など長期的な課題に触れて、国民へのアピールに勤めていた。ただし具体的な政策がはっきりしないことに対して外国人記者の間には不満が残ったようであった。それに対して、麻生氏は過去に自分が行ったり提案した具体的政策を話すことに熱心であったが、そのためにかえって彼が福田氏とどれだけ立場が違うかが見えなくなるきらいがあった。
恐らく両者の一番の違いは、政治リーダーシップについての見方で、福田氏は、リーダーシップは自分だけで発揮しようとしても発揮できるものではなく、現在は特に難しくなっていること。また自分は状況が許すようになればリーダーシップを発揮するつもりなので、それまで待つつもりであることを強調した。それに対して麻生氏は、現在日本が危機に直面しているのでそれに対応するための強いリーダーシップがなければならず、自分は安倍政権のころからそのように努めてきたと主張した。
つまり、福田氏は事態を上からコントロールしようとする熟練した外交官に、また麻生氏は戦場で戦うことを生きがいとする戦闘的な兵士になぞらえることができるかもしれない。しかし、その記者会見に出席していた外国人記者の多くは、むしろその場にいるよりも、彼らの間で早晩首相になるという声が高い小沢民主党党首にインタビューすることを望んでいるのではないかとも思われた。

For the English version of this report, see the following:
http://www.glocom.org/special_topics/activity_rep/20070920_miyao_fccj/

麻生氏VS福田氏 FCCJAF7B.jpg
  1. 2007/09/19(水) 23:46:16|
  2. 時事解説
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