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日本の父親のジレンマ: Japanese Fathers' Dilemma

日本の父親のジレンマ: Japanese Fathers' Dilemma

育児休業と看護休暇: Child Rearing and Care Leaves

本日の朝刊各紙に、厚生労働省が昨日発表した2004年度の育児休業の取得率に関する調査結果が掲載された。それによると、育児休業制度を利用した女性は過去最高の72%以上となったが、男性は0.5%にとどまり、前年よりも多少減少するという状況だったという。男性の育児休業取得目標は10%で、それには遠く及ばない。
これは日本の男性が自分の家庭や子供のことをかえりみなような会社人間になっていることを意味するのであろうか。答えは「否」であるようで、それは別の調査結果、つまり子供が病気やけがをした場合に取る看護休暇制度の利用率に関する調査結果が示しているようにみえる。
それによると、子供の看護休暇制度を最近活用した女性の比率は9.2%だったのに対して、男性は2.5%で、人数比ではほぼ2対1だったとのこと。この数字は、日本の男性が欧米の男性に比べれば家庭や子供のことに関与する比率は低いが、だからといって決して子供の状況についてかまわないとか無関心であるわけではないことを示している。
むしろ真の問題は職場の側にあり、男性が「育児」ではだめで、子供の「病気やけが」といった「説得力のある」口実を見つけないかぎり休みがとれないような企業文化(より一般的には組織の文化)に原因があるのではないだろうか。そうであれば、日本の男性はジレンマに苦しんでいることになり、そのような状況を根本から変えるためにはトップダウンのイニシアティブが必要になると思われる。

産経新聞の記事(子供看護休暇制度にも触れている唯一の記事):
http://www.sankei.co.jp/news/060810/sha030.htm

According to today's newspaper, the Ministry of Health, Labor and Welfare has just released a survey result for the 2004 fiscal year that more than 72% of the women surveyed took an official child rearing leave from work - the highest percentage ever. On the other hand, the percentage for the men surveyed was only 0.5%, a slight decrease compared to the previous year, and this is far short of the official target rate 10% for men to take child rearing leaves.
Does this mean that Japanese men don't care about their family or their children? The answer seems to be "no," if we look at another survey result. That is about childcare leaves for parents to take care of their children in case of illness or injuries.
Actually, 9.2 percent of the women surveyed took a childcare leave, while 2.5 percent of the men surveyed took such a leave and the ratio was 2 women to 1 men in terms of absolute numbers. This shows that although Japanese men are less involved in their family affairs concerning their children than their western counterparts, they are by no means unconcerned or indifferent about their children's welfare.
Probably the real problem may lie in their workplace, where corporate culture (more generally, organization culture) does not allow male employees to take a leave until they can provide "convincing" excuses such as their children's "illness or injuries," but not "childrearing." If that is the case, Japanese men suffer from the dilemma that they face, and some top-down initiative is needed to change such an environment fundamentally.
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  1. 2006/08/10(木) 15:03:58|
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